2019/07/25
緑区 Y様邸 コーキング(シーリング)工事
こんにちは。
名古屋市 緑区 ユタカペイントの杉本です。
本日は、コーキング(シーリング)工事のお話を少し・・
「コーキングとは、
建築物において、気密性や防水性向上を目的として、隙間を目地材などで充填すること。
同じ意味の言葉にシーリングがある。」(私の御用達 ウィキペディアより)
そうです。
壁と壁の隙間にある、触るとブニブニしてゴムみたいなところです。
風雨、太陽光などの自然負荷により経年劣化をするため、
劣化が進むとひび割れ、剥離などが発生します。
―――――今回のY様邸―――――
①既存
このような状態になると、コーキング材本来の目的である
防水性や気密性を保持することができなくなります。
②古いシールの除去作業
カッターなどを利用し、古く劣化したシールを除去していきます。
③目地周りの養生作業
そのままシールの注入、ならしをすると、外壁にもシールがついてしまうため、
目地の周りに養生をします。
④プライマー塗布
コーキング材の接着を強めるための、プライマーという接着塗料を塗布します。
⑤コーキング材の注入作業
コーキングガンを使用し、目地にコーキング材を注入します。
⑧養生をはずす
コーキング材が乾いて固まる前に、養生をはずします。
⑨塗装として完成!
そして、コーキング工事には、
●打ち替え
●増し打ち
の2種類があります。
打ち替えは、上の工程のように
既在のコーキングをすべてはがした上で打ちなおす作業です。
対して、増し打ちは、既存のコーキングを補修する作業です。
増し打ちは既存の撤去作業がない分費用が抑えられて良いのですが、
以下の条件を満たす事が必要となります
・既存のコーキングにひび割れがない
・サイディングボードの厚みが最低でも15mm以上ある
窓枠の周囲にもコーキングが施されていますが、
構造上の問題でコーキングをすべて除去することが難しい場合があります。
その場合も、増し打ち工事を行います。
今回のY様邸の窓枠も、
増し打ち工事を行いました。
―――――今回のY様邸―――――
①既存
②プライマー塗布
③ヘラを使ってならし、完成!
外壁の塗り替えと同時にコーキングの打ち替えも一緒にしてもらうと、足場費用の節約になり、
適した周期でメンテナンスをすることで、建物を長く維持することができますよ。
コーキング工事で不安なこと、疑問なこと ありましたら、
ぜひ、ご相談くださいね(*‘∀‘)